*サイエンスは猫が好き*

長引く新型コロナ感染症に、この夏は家の中で創造的な時間を過ごしてもらおうと、家族みんなで楽しめる理科の実験と工作の本を作っています。
私はおもに誌面デザインとレイアウト、表紙を担当しています。
フルカラーで小学生が一人でも読んで作れる、作りたくなる誌面にするために、作り手も楽しみながらの制作が進んでいます。

こちらは、誌面で使う予定のイラストレーション

「パブロフの犬」「シュレディンガーの猫」「ヘンペルのカラス」「ハリネズミのジレンマ」「アキレスと亀」……
こうして挙げてみると、科学の問題に出てくる動物は結構いるものですね。
そのなかでも「シュレディンガーの猫」の思考実験をはじめて知った時の不思議な感じが今でも印象深く残っています――実際の猫好きの人にとってはけしからん内容だとおもいますが。
科学書や物理学の解説サイトにも猫が登場するのをよく見かけます。科学と猫ってどこか相性がいいのでしょうね。

私はそれまでそんなに猫好きではなかったのに、コロナ禍で猫の出てくる番組ばかり見るようになっています。