*川の名残り*

航空写真を見ると思いがけず普段は気が付かない地形に気が付くことがあります。
地下に埋没した構造が地面の湿り気や植物の生育に影響を及ぼして、それが上空から見た時にはっきりわかることがあるのです。
ソイルマーク(土壌痕)とか、クロップマーク(作物痕)と呼ばれます。
考古学的な遺構やかつて河川だった場所などがこれで見つかったりするのですね。

たまたま、北海道大学のあたりの航空写真を見ていたら見つけたこの画像も、研究農場の土の色に湿り気の違う”うねり”が見えていました。
もしかしたら、小さな川の名残りがこんな風に写ったのかもしれません。

少し飛躍した、比喩的な話ですが、私たちの心もさまざまな経験によってこういうマークが付けられているのに、自分では普段は気が付かずに暮らしているのかもしれません。心の航空写真を撮るにはどうしたらいいのでしょうね。