*日経サイエンス10月号*
日経サイエンス10月号はいつもより少し早い8月23日発売です。
私は、特集2 動き出すか海底資源開発
・深海底採掘 始動へ 突きつけられたジレンマ(SA翻訳記事)
・四半世紀の調査で見えた しなやかな深海生態系(オリジナル)
・南鳥島沖に眠る 2億トンのマンガン団塊(オリジナル)
を担当しました。
暗黒の深海を舞台にした、クリーンエネルギーのための開発と貴重な深海生態系の保全、各国の思惑と日本の立ち位置などを科学を軸にお伝えします。
日本は資源貧国ですので、海底鉱物資源探査に消極的な場合が多い他の先進国とは一線を画しています。記憶に残っている方もいらっしゃると思うのですが、尖閣諸島問題が起こった際に中国は日本へのレアアース輸出を停止したことがあります。経済安全保障上の問題としても日本にとって海底鉱物資源は重要なのだと思います。取材を通して資源開発を目指していくからには、とにかくしっかりとサイエンスをベースにという日本の取り組みがわかりました。その世界に類を見ない継続的な調査から深海生態系の意外な一面が明らかになっています。
詳しくは10月号で、
ぜひよろしくお願いいたします!