*コーヒーブレイクの思考実験① 地球温暖化と海洋*
この間の、コーヒーブレイクでの話が少し面白かったので、書いてみようと思います。
私の仕事がひと段落した時や、大学院生の息子の研究やゼミの準備がひと段落した時に、コーヒーと脳へのご褒美とか労わりの甘味をとって少しおしゃべりしています。
それが、コーヒーブレイク。
時々その時の話題で面白かったことを今後ブログに書こうと思います。
大学院生の息子――っていうのをいちいちいうのも何なので、ハルさんとして今後は登場してもらいます。
第一回は気候変動のお話しです。
地球温暖化が暴走したら~(問題提起編)
地球温暖化がもしある時点で平衡状態となって気候が安定しなかった場合、暴走温室効果という状態になるという説があります。地球が出来立てだった頃はマグマオーシャンと呼ばれるマグマの海に覆われていた頃はこの状態だったと考えられています。
そんな話をコーヒーブレイクでしていた時にハルさんが、
(*’▽’)「もし、地球の海が今のように北半球と南半球で繋がっていなかったらもう少し温暖化はマイルドになるみたいだね。」
と言いました。
さて、どうしてなんだろう?
この下の、解答編へ続きます
地球温暖化が暴走したら~(解答編)
答えは
「太陽の放射エネルギーを一番受ける赤道上に海洋があって、盛んな蒸発が生じる事とその分の水分の補給が海が無くなるまで両極方向から可能であるので、大気中の水蒸気量が増え続けられる」
――という事みたいです。
水蒸気は温室効果ガスなのでそれが効率よく増加するという事を考えるというのがこの問題のキモだったのですね。
シンプルなんだけれど大事なところを見抜くセンスって大事なのかなと思いました。